君 に 逢 い た い



その紙を私は何度も
読み返した





“施設に入れて下さい”







私はやっぱりお母さんに
嫌われてたんだ―…



私は自分の部屋に
行って泣いた





お母さんへの怒りと







見えない将来への不安




どんだけ泣いても涙は
止まってはくれなかった



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