天使と呼ばれたその声を
本当は、誰かに止めて欲しかったのかもしれない。必要なんだよって。私の存在を認めて欲しかったのかもしれない。
人生、捨てたもんじゃないって、まだまだこれからだよって思いたかったのかもしれない。
だからといって、この極上の歌を唄う彼女が私を必要としてくれている訳ではないのは理解しているけど。
私がこの歌を声を必要としていたのも理解出来た。
その予想通り、この出会いで私の人生の価値観が変わった。
生きるって事。
死ぬって事。
人を信じる気持ち。
人を裏切る気持ち。
愛する事…
愛される事…。