委員長のヒ・ミ・ツ
「出勤って、何の?」


「なんでしょう?」



もう、駄目かも・・・。反論すればするほど、墓穴掘るような。



「ていうか、アンタ、自分の首の後ろにホクロあるの知ってる?」


「え?」


「ま、普通は見れないもんな。自分では。」


うそ!


「昨日の、ルリちゃんにも同じ場所にあったけど?」



限界。




「・・・・・・・・・・・・・わかったわよ。認めるわよ。」




それにしても。



前言撤回。



彼は、人の噂話にも、ヒミツにも興味があることが分かった。





あーこれから、私はどうなるんだろう。



学校にバレて、店にもバレて・・・。



こうなりゃ、お得意様の愛人にでもなるか?



だれか、愛人にしてくれそうな人は・・・っと。



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