男子校での生活～？！ふざけんなっ！Ⅰ

泡風呂にしよー

ﾌﾞｸﾌﾞｸﾌﾞｸ

やっぱこれが本当の俺だな
それにしてもカラコン痛かった（笑）

「いつまで隠し通せるか・・・」

今頃になって心配になってきた
バレたら退学・・・かな？
退学になったらなったでいいか・・・

俺は風呂から出た
部屋着に着替えた
そして髪の毛を乾かしていると
電話がかかってきた

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

誰だ？こんな時間に・・・

「はい？」

「姫羽～？久しぶり★」

「哉？！」

「帰ってきたから理事長室に来て♪」

「分かった」

話したいこともあるしね・・・
俺は理事長室に向かった
そのついでにアイスも買ったケド（笑）
あっこのアイス美味しい・・・

ｺﾝｺﾝ
ｶﾞﾁｬ
ﾊﾞﾀﾝ

「美味しい～♪」

「姫羽ーーー！」

ｷﾞｭｯ

「おわっ！」

危なー
アイスが落ちるとこだった

「カッコ可愛いね！」

「そう？ありがと」

アイスを頬張りながら言う

「哉、変わってないね」

「前のままカッコいい？！」

「うん」

「やった♪」

哉はカッコいい・・・
２０代に見える位・・・

「あっ今は姫羽じゃねぇよ？
今は桜木　来夏
兄貴達はこのこと知らないから言わないで」

「素、出てるよ？」

「いいの。気をつけてるケド」

「男子校だもんね」

「まぁな」