私はいつか星になる


「・・・・望月・・!!」
南ちゃんの頬は真っ赤に腫れていた。


「・・・お前のその軽く言った言葉でこいつがどれだけ傷つくか分かってんのか!?」


望月の怒鳴り声に、南ちゃんも私もビクッとしてしまう。


「・・・・・アンタなんか、いなければ良かったのに!!」


「・・・・・っ!!」


“生まなきゃ良かった”


何週間か前、大好きだった人にもそう言われた。

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