私はいつか星になる
第十五章「生と死」
星歌Side


「・・・どうしよう」


「星歌ちゃん今日ずっとそう言ってるね・・・」


「・・・・ねぇ・・健太君・・・どうしたらいいと思う?」


望月と言い合いをしてから1週間がたった。


あれから、診察にくる望月に話しかけようと思っても望月はすぐに帰っちゃう。

廊下で会っても直ぐに目を逸らすし、全然話せない。

「星歌ちゃん・・・大丈夫だよ。」


健太君はいつも私を励ましてくれて本当に助かってる。


でも・・・・


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