私はいつか星になる
「・・・・そうか・・・よかった・」
望月は優しく微笑んだ。
ドキッ
私の心臓が高鳴っていく。
「・・・・・・・」
望月は私を見つめていた。私も望月の目に吸い込まれるかのように見つめる。
何分たっただろう。私には何時間という時が過ぎたように思えた。
しばらく見つめあったあと私たちはハッとし、
ガバッ
「・・・・・ワリィいきなり抱き締めちまって」
「・・・いや、全然大丈夫。こっちこそ、いきなり泣き出してごめん」
勢いよく離れお互いにあやまりあった。
「「・・・・・・」」
お互い顔を赤くしたまま俯いていた。