私はいつか星になる
第三章「寂しさから・・」
・・・あの日から望月は私の病室にあまり来ていない。

来るといったら診察の時ぐらい・・・。

医者だからほかの人もみなくちゃいけないんだろうけど・・・

「・・・寂しいなぁ」


望月に会ってから、本当に私は変わったと思う。

前までは一人でいても寂しくなかったし、何度も死にたいって思ってた。

だけど今じゃ望月がいないと寂しいって思っちゃうし、死ぬのが怖いって思うようになった。


恋というものはこんなにも人を変えてしまうんだと改めて実感した。

それにしても・・・

「望月・・・どうしてるのかな・・」

私は望月のことが気になって気になってしょうがなかった。


< 18 / 284 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop