私はいつか星になる

(・・・・・・?)


「・・・・・・嬉しいでしょ!?」


気になって見ていると星歌の叫び声が聞こえる。


その声は、あの日星歌が死を望んだ時と同じだった。


ガチャッ


診察室に入ると、何人もの先生達に押さえつけられた星歌が一番に目に入った。

「・・・・・・・っ!?」

(・・・・・・なんで・・?)


星歌の目線の先にいたのは、あの日から一度も顔を見せなかった星歌の母親がいた。


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