私はいつか星になる
いつの間にか深い深い闇へと堕ちていった・・・
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「・・・・・・あっ・・」
目を開くと私の小さな小さな手がお母さんとお父さんの手に引かれ、楽しそうに歩く姿があった。
「・・・・・・・・・・」
それは、きっともう見ることのない夢。
少しづつ三人の姿が薄れていって見たくなかった光景が広がった。
「・・・・・・・・っ」
私を殴る母。私を冷たく見下ろす父。泣きもせず痛がりもせず、ただ耐えるだけの私。
「・・・・なんで・・なんで・・・・・・・なんだ・・!!!」
何故か涙を流す母の隣で、何かを私に叫ぶ父。
だけど、私には何も聞こえない。思い出せない。
何を言っているの??
なんで泣いてるの??
疑問ばかりが残る中、そっと小さな私が呟いた。
『私のせい・・・』と・・。
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