私はいつか星になる
第一章「この世界の中で」
星歌Side

青く広がる空の下、大きな病院の屋上。

ここが一番落ち着く。

このまま飛んで行きたいなぁ・・・

「きらきら光るーお空の星よ・・・」

私の大好きな曲。「きらきらぼし」いつも私はここでこの曲をうたってる。

「・・・ゴホッ・・・・ケホッ・・」

(ちょっと無理しすぎたかな・・)

私は咳き込みながらひざをついていた。

「星歌(セイカ)ちゃんっ!?大丈夫っ!?」

うわっ最悪看護師が入ってきた・・・。

「・・・ゴホッ・・大丈夫・・だから・・ほっといて・・」

「ダメよっ!!病室にもどるわよっ!」

ハァ?冗談じゃないっ!!
「いやっ!!」

私は力のかぎり叫んだ。

「星歌ちゃんっ!!戻るのよ」

「・・・・・・・っ」

仕方なく私は自分の病室にもどった・・。




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