私はいつか星になる


「・・・私が・・病気・・・だからぁ・・・??・・・私が・・死ぬからぁ・・??」


「・・・・・っ!!?」


震える手で俺の服の裾を握り締める星歌。


その姿は、見てられないほど痛々しい。


「・・・だから・・抱き締めて・・くれないのぉ・・・?・・・だから・・謝るのぉ・・?」


違うよ?
そんな意味で謝ったんじゃねぇーよ??



壊れてしまいそうな人形のような星歌を見ているのが辛くて、苦しかった。


“あぁ、これが俺のやったことなんだ”と実感した。

「・・・一人にしないで・・・・私から・・離れないでよ・・もう・・何も・・・・失いたくないよぉ・・・」



声を押し殺して泣く星歌が、俺に必死にすがりつく星歌が堪らなく儚くて・・



堪らなく・・愛しかった・・・・ーー



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