私はいつか星になる
第二十一章「私は貴方の星になる」
星歌Side


「・・・いいの!」



私には必要のないものだと思ってた。


もう私の命は長くない。
だから、この指輪を受け取ってしまったら貴方を苦しめることになる。



だけどね??
私は、ズルい女だから。


私が離れていても私のことを望月が覚えていてくれるように


あの星の様にいつまでも輝いていけるように



それが私の最後の我が儘だから。


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