私はいつか星になる


「・・・・寂しかった」
  


「・・えっ・・・?」


いきなり言葉を発した私に望月は目をパチパチさせる。


「・・・・寂しかったよ。望月がいなくて・・」


だから、今は何も言わず抱き締めて。


過去のことも、これからのことも、病気のことも・・何も考えずに。


その腕で抱き締めて。


もっと、もっと望月に溺れたいから・・・ーー



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