私はいつか星になる


「・・・忘れ・・ないからッ・・」

笑ってよ。望月。

「・・・クッ・・ハァ・・ハァ・・・・また・・貴方と・・ハァ・・会える・・日が・・・・くるまで・・ゴホッ・・私は・・貴方を・・・ハァ・・・・見守る・・星に・・なる・・ゴホ・・から・・」



「・・・・また・・会う日・・クッ・・まで・・・・ハァ・・・」



―――サヨナラ――――




だらんとなった星歌の指から、ゆっくりと・・指輪が・・落ちていった・・・



カランッ



ピッ  ピーッ  ピーッ



「……12時30分………御愁傷様です…」



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