私はいつか星になる
コンコン

っ!!もしかして、望月!?

「はっ・・はい」


ガラガラ

私はビックリした。

「・・・・お母さん」

入ってきたのは、入院してから一回もお見舞いにこなくて全然会えなかった母だった。


家にいたときもいつも出掛けていたから全くと言っていいほど一緒にいた時間は短い。

だけど私のたった一人のお母さん。

「・・・久しぶりね。星歌」

「久しぶり!!お母さん!!」

私は嬉しさのあまりお母さんに抱きついた。

「フフッ・・こんなに大きくなっちゃって・・。」

「エヘヘ・・」

「星歌・・・ごめんなさいね。なかなか会いにこれなくて・・」

「ううん。全然大丈夫だよ。会いにきてくれてありがとう。」

「・・・ありがとう。お母さんこれからはきちんと来るからね。」

「うんっ!!」


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