私はいつか星になる
「早く死にたい。」

(そしたら楽になれるのに・・・)

いつもそんなことを考えていた。

小さい頃から体が弱かった私。

そのせいで幼稚園にも学校にも行けず、ずっとベットの上での生活だった。

友達もできず、遊ぶこともできずただ、ベットの上で寝ていることしかできなかったんだ。

たった一人で・・・・。

両親は私が小さい頃に離婚して、私はお母さんに引き取られた。

だけどお母さんは病気の私をほっといて出かけることが多かった。

いや、一緒にいたのは数える程しかなかった・・。

一人でいることが多かったから寂しいなんて考えたこともなかった。

だから慣れてる。一人で寝るのも、一人でご飯を食べるのも全部慣れてる。

私は誰にもたよらないでいれる。

こんな薄汚れた自己中な人間が沢山いるこんな世界が私は大嫌いーー。

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