私はいつか星になる




「・・・・・・嘘」


「・・・嘘じゃない!!」


私の手を包んでいた望月の大きな手に、力が入った。


「・・・・うそ・・でしょ・・?」


「・・・・っ・・嘘じゃないから・・・。

・・・・俺は、星歌が好きなんだ・・・」





「・・・・・・・っ」  

どうしてだろう・・・・。



「・・・・涙が・・・ック・・・とまんないよぉ・・」

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