私はいつか星になる
第九章「過去を・・・」
星歌Side


温かくて、たくましい望月の腕のなかで私の心には、あの女のことがまだ残っていた。


「・・・・・・・・・・望月・・」


「・・・・・・・ん・・?」


「・・・・・・・あのね・・」

やっぱり望月には言うべきだよね・・・。


私の事を・・・・。


「・・・・・さっきのことなんだけど・・・」


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