私はいつか星になる


「・・・・・そっか・・辛かったよな・・」

「・・・・・・望月・・ヒック・・うぅ・・・」


私は、望月の優しさが嬉しくて泣きだしてしまった。

「・・・・辛かったよな・・・ずっと独りぼっちだったんだもんな・・」


「・・・・・・・・・・」

望月が悲しそうな顔をしながら私を強く抱き締めてくれる。


だから、よくわかる。
望月が少し震えてる。

「・・・・・・望月・・」

私は顔をあげて望月を見る。
望月は、少し力を緩めて私を見てくれた。


「・・・・・・・大丈夫・・だよ?」

「・・・・・・えっ・・?」


「・・・・・私は、大丈夫」

だから・・・・

「・・・・そんな顔しないで?」

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