私はいつか星になる


「・・・・・・えっ・・?」


びっくりした。普通、そんな嫌な過去があって、ついさっきまで誰にも言えずに、一人で生きてきて、「大丈夫」なんて言えるか・・?


俺がびっくりしていると星歌は、俺の頬に手をそえた。


「・・・・・私は、大丈夫」


「・・・・・そんな顔しないで?」


「・・・・・・・星歌・・」


「・・・・・確かに寂しくないって言い聞かせても、心の何処かでは寂しいって思ってた・・・」


「・・・・・だけど、それは“過去”だから」

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