私はいつか星になる
星歌Side


私は、私と一緒に涙を流す望月を見て、胸が暖かくなった。

私の名前を何度も呟きながら私を強く抱き締めてくれる望月を見て、堪らなく愛しくなった。


ずっと、二人で涙を流しながら私達は見つめあった。

そして私達は三度目のキスをした。


三度目のキスは涙で濡れて少ししょっぱかった・・・・ーー。


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