あたしの秘密





「ごめんね…待たせちゃった?」


柔らかい口調で言う亜耶香。



並んでみるとそっくりすぎて見分けがつかない。



オレこの二人を見分けてたんだ…。



自分の能力(笑)に驚かされるな。



「待ってないよ、早く行こっ」


紗耶香は亜耶香の手を取って歩き出す。




どんだけ楽しみにしてるんだよ(笑)



ま、そこがまた可愛いんだけどさ。







< 179 / 324 >

この作品をシェア

pagetop