あたしの秘密





「ミス・ミスターコンクール…ふぅん。面白そうじゃん」



菅原……コホン、和真はまじまじと企画書を見る。



今は冬のイベントに向けて企画を練っている。



こういうのって高校生大好きじゃん?


絶対いいと思うんだよね〜!



あたしはにこにこしながら返事を待つ。



「お前はこれ有った方がいいと思うか?」




え??


何故あたしに聞く?



あたしは生徒会でもなんでもないぞ。



とか思いながらも


「断然有った方がいい」

と言ってにやっと笑う。





「なら通すか。お前が参加するなら」





……………





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