あたしの秘密





「んーと、森高さんちょっといいかな?」



と唯野君は手招きする。



「ふぇっ!?私…??」


私は一瞬たじろぎ、その後唯野君についていった。





人気のない非常階段まで来ると喋りだした。


「紗耶香はどうした?」



え?

紗耶香??


なんで紗耶香??


紗耶香のこと嫌になったのでは?


「どうした?、とは…?」


私は思わず首を傾げる。





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