あたしの秘密



真相をつかめないまま、時は過ぎた。




そして席替え。 




森高さんの近くは気まずいからやだ。 



……一方的にだけど。 






そんな事を考えたのがダメだった。 




オレの隣は森高亜耶香。 




やばい。 




なんて話し掛けたらいいんだ?




オレは焦っていた。



そんなオレをよそに、森高さんは優しく話し掛けてきた。 





< 41 / 324 >

この作品をシェア

pagetop