あたしの秘密
「あっ!!智也君もう来てるじゃん。今日は早いんだねー!」
教室の入り口から叫ぶ。
タイミング悪いよ…(ノд<。)゜。
………あ、確かに唯野君今日来るの早いな。
私はこっちに近づいてくる阿部春花を見ていた。
「森高さん、何か言おうとした?」
唯野君は私の方を向いて席に座った。
私は一瞬唯野君の方を見て、席を立つ。
「ううん。なんでもないの。気にしないで?」
私は阿部春花が来る前に唯の所に避難した。