real love

メッセージ




「よし。こんなもんかな」

独り暮らししてから独り言増えたなぁ。なんて思いながらご飯を食べる。



ご飯を食べれば寝るだけ。今は宿題とか課題とかもないし。結局寝れなくてケータイをいじる始末。





「またmixiのメッセきてる…。プロフィールに独り暮らしとか書いてるのがよくないのかなぁ…」


mixiのメッセージは登録者なら誰でも送れる、mixi内のメールみたいなものだ。

大抵の内容はメールしようとか、会いたいとか、ドライブしようとかいったふざけた迷惑極まりない内容だ。



「またその類い?いい加減にしてほしてよね…」


いつもなら読まずに消すところを暇だったし興味本位で読んでみた。


―プロフィール見ました。おなじ町で独り暮らししてます。よかったらメッセージだけでもしませんか。―



「低姿勢すぎるしっ!!」


おもしろい。今までこんな人いなかったなぁ。別にメアド教えなきゃいいよね。

「返信……してみようかな」



完全に勢いだった。
いつもの私なら絶対に返信なんて絶対にしないのに。
< 7 / 10 >

この作品をシェア

pagetop