悪いけど私モテます!
仕事明け。


こんな気分の時は、飲みしかないな...。


そう思い、いつものバーへ。


「マスターいつもの頂戴。」


コスモポリタンだ。

ゴクゴクっと一気飲み。


二杯、三杯、四杯...。


ヤバッ...。


酔ってきちゃった...。


そんな時、


彼からのコールが鳴った。


一瞬出ないにしようと思ったけど...。


出ちゃう所が乙女なんだな...。


『りぃちゃん?何してるの?』


「飲んでるよ。」


『一人で?』


「まさかっ。私モテるんだよ?男連れに決まってるでしょ。」


『あっそうだったんだ。邪魔しちゃったね...またかけ直すよ。』


って...


オイ、オイ...。

心配しないのかよ...。


こごが彼の不思議な所。


元カレとのリングは怒るくせに、こんな時は怒らない。


不思議でしょ?


「...修ちゃん...。嘘。私今一人で飲んでるの。だから来て...。」


『じゃぁ少し待ってて。軽く顔出さないといけない所あるから、その後行くね。』


「...待ってるね...。」




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