悪いけど私モテます!
暫くして部屋の中を見渡してみると、辺りにホコリがたまっていた。


そう言えばずっと掃除してなかったっけ...。


彼との思い出がいっぱいの、この部屋。

あまり気は進まないけど、じっとしているよりマシ...、


だよね?


部屋の窓全てを開け、太陽の陽を沢山入れた。


この部屋ってこんなに明るかったけ?


夜見る沢山のネオンとはまったく違う景色。


まるで別の所に居るみたいな、不思議な気分になる。


~♪~♪~♪


聞きなれた着信音...。


彼だっ!!


一瞬、何て文句言ってやろうか考えた。


こんなに私を不安にさせて!!


私を待たすなんて!!!


< 85 / 113 >

この作品をシェア

pagetop