悪いけど私モテます!
初対面のジジィに誘われて行ったお店はスナック。


スナックって言っても女の子がカナリいる所。


修ちゃんは女好き。

そして見栄っ張り。

やっぱり頼んだボトルはこの店で一番高いボトル。


もちろん女の子はそれなりの接待。



なんて言ったって太客...。


だしね。


私、メッチャつまらないんですけど...。

オヤジトークに、女の子のお世辞トーク。


そんな私の態度を素早く見抜くのが...、


彼...。


なんだなぁ。


「りぃちゃんはね、俺の一番大切な子なんだよ。美人さんでしょ?」


「確かに~。お姉さんメッチャ美人~。」


修ちゃん...。


...。私のナルシストを良く分かっています!


私、美人って言葉に弱いのっ!


「りぃちゃんはそろそろワインな気分でしょ?」


ピンポーン!


するとまたまたこのお店で一番高いワインをオーダー。


「お姉さん、素敵な彼ですね~。」


でしょ?でしょ?


私の彼、素敵なんです!



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