悪いけど私モテます!
...。


「じゃぁ修ちゃん、乾杯しようよ。」


「そうだね。乾杯しよう。」


「修ちゃんの好きそうな、ワイン用意してあるから。」


「りぃちゃん、気がきくね。」


「だって修ちゃんの好み分かってるもん。甘~い飲みやすいワインでしょ。」


「嬉しいな。りぃちゃんが、俺の事を少しでも考えてくれてると思うと。」


彼の好きなワインをグラスに注ぐと、彼も、私のグラスに注いでくれる。


「りぃちゃん、乾杯。」


「乾杯。」


何だか久しぶりにホッと出来る時間...。



< 92 / 113 >

この作品をシェア

pagetop