悪いけど私モテます!
久しぶりの二人の穏やかな時間を過ごしていると...、


~♪~♪~♪


彼の携帯が鳴りだした。


「ごめんっりぃちゃん、少し席を外すね。」


そぅ言い、彼はベランダで話し出した。


...?


こんな時間に誰だろう...?


普段なら、私の側でも会話するのに。



誰...?


浮気...?


否、私が浮気相手かぁ...。


それなら、また別な女?


変に不安になってしまう...。


あぁ、こんな感情知らない...。


私じゃない...。


私っ...。


私...、


もっと凛としなきゃっ。


何、動揺してるの?


私なのにっ!


もっと私らしく、凛としてなくちゃっ!!





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