魔女のカウントダウン☆
一緒に過ごせると思い、はりきって、ホテルディナーを予約したのは、勿論、このあたしだった。
泣く泣く、キャンセルして迎えた、クリスマスイブ
それでも、文人にと用意したプレゼントだけは、この日に受け取って欲しくて
あたしは、途中で シャンパンと、小さなケーキを購入して 文人のアパートに向かった。
文人は、まだ 仕事中だ
ただ、テーブルの上に 置いて 帰ろう
そう思っていた。
アパートに到着すると、 あたしは、 ずっと前に死ぬ程の嬉しさで手にした合鍵をバックから取り出して、文人の部屋の扉を開けた。