魔女のカウントダウン☆
やっぱ、4人が楽しいや
心からそう思える。
それと同時に一時でも嫌な事を忘れさせてくれる
最高の仲間に、感謝した。
その時
『危ない!! どいてくれーーー!!!!』
背後から声が聞こえた。
『ん!?』
振り向いた途端、あたしは大きく目を見開いた。
大柄なスキーヤーが、あたしに向かって突進してくる!!
『める!危ない!!』
歩夢の声が聞こえた。
『きゃあーー!!!!』
多分、悲鳴をあげたのは、美紀だったと思う。
あたしは、悲鳴をあげる暇もなく、そのスキーヤーとぶつかった。
スローモーションのように雪煙の中、スキー板が 宙に舞った。…確かに、その事だけは覚えている。
でも…後は何も覚えていない。
気がつくと、あたしは、スキー場の医務室のベッドの上にいた。