魔女のカウントダウン☆

でも・・・

何故か、あたしはあれ以来
プーさんエプロンをつける事を禁じられた。

それだけじゃない!

キッチンに立つ事さえ、いけないと言われたのだ。

何故? ・・・と不思議に思う。


だって、あの後、幸也は美味しいって言ってビーフシチューを平らげてくれたのに…。

だけど、その後で彼はあたしにこう言ったのだ。


『める…これから食事は俺が作るから・・』



。。。。と


したがって、あれ以来 プーさんエプロンは、彼のものなのになった。


その時


ピンポーン♪


玄関チャイムの音がした。

『はぁぁい』


とドアを開けるあたし


瞬間、ギクッとなる。


『めるさん。あたし達もお呼ばれしちゃってすいません!』


割りばしを持って立つ2人

そう、例のお騒がせなカップルだ。



< 261 / 302 >

この作品をシェア

pagetop