隣室303号室
「おーい?」
・・・・・・・。
「あっきらー?」
・・・・・・。
「うおーい・・・?」
・・・・。
「・・・・あのさ」
「ん?」
「佐々木は、理事長さんの孫・・・・なんだよねぇ?」
「おう」
「て、事はさ」
ということは。
「遅刻しても許してもらえたりする・・・・?」
「頼んでみなきゃ分かんな「頼んでみて!!!!」
そしたら私の単位が落ちることももうない!
「薔薇色人生〜・・」
私は独りで呟いた。
・・・隣では、そんな私を不思議そうに見てる佐々木。