約束〜不確かな未来〜
私は迷った。
ずっとずっと諦めようと
無理矢理しまい込んだ気持ち…
今更……
遅いよ……!
あたしにはちぃちゃんが…
だけど
勇樹・・・・・
あなたの声を聞いたら
今まで気付かないようにしていた気持ちが
一気に溢れて……
こんなにも愛しい
こんなにも会いたい
今すぐ…
会いたい―――
私はちぃちゃんのことなんか
すっかり忘れてしまって
気がついたら
車を走らせていた。
そして駐車場に車を止め
急いで勇樹の待つ公園へと走った。