光の姫 闇の王


神は
再び一人でいる時が多くなっていった


そして
神が誰かといる時は
月姫といる僅かな時間だけとなってしまった



月姫はそんな神をとても心配していた

しかし満月のとても短い時間しか咲くことが出来ない

咲くことが出来なければ
自分はただの花


そんな月姫に

何も出来る事は無かった





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