一番になれたら…
ありがとう
「もし、今日の200m走で1位になれたら付き合って下さい」
体育祭の昼下がり
これがお弁当を食べてる途中に言われた一言
そして、言った本人は足早にその場を立ち去っていった
片手にお箸、もう片方の手にはお弁当箱。口の中は美味しい玉子焼きの味…
こんなにみっともない格好で告白されたのは初めてである
もちろん、理解できるはずもなく
「はい?」
?が頭の上に3つ浮かんだ