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『………老衰?!』

『…あぁ…つまり彼女に寿命が訪れたことになる…!』

2人は女性が倒れていた場所を凝視した…











ますます分からなくなった…






つまり22歳のあの女性は自殺でも他殺でもなく…ただの寿命だったと……








ソラはその場で頭を抱えた…




……全然分からない…!





時刻は22時をまわっている。


そろそろ家に帰らないと家族が心配するだろう…




携帯を取り出し、母へのメールを作成する。

『ちょっと厄介な事件が起こった今から帰るから夕飯は先に食べてて』






母からの返信は早かった。
『分かったよ』






そして山を降りようとした…






……その時だった…!








ピピッ……ピピッ……ピピッ……









………?




どこからか電子音が聞こえる…






ピピッ……ピピッ…………ピーーーーッ……






そして先ほどまでの静けさが再び辺りを包む……



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