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「イチモツ噛み切ってやったの」

九条は歌うように言う。

「わざと拉致られてよかったわ…『何でも望みをかなえる』なんて、遠山君の口から、あんな感激する言葉が聞けたんだもの…遠山君が本気で心配して、私を追いかけてくれた事、とても嬉しい…」

妖艶なまでの笑みを浮かべる九条。

その背後…ミニバンの車内には、股間や頚動脈、喉笛を食い千切られてうめく、四人の男達の姿があった…。

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