探偵学園Q
「な…んでユイとケルベロス達がいっしょにいるんだ…?」




「え、あ…これは」




頭の中が真っ白になった。

とうとうこの瞬間がきたんだ。
いつかはリュウにバレること。


わかっていたのに……





「これはリュウ様」

「ケルベロス…。どうゆうことだ?」




動悸が速くなる。

立ってられないくらいの焦燥感に頭がおかしくなりそうだった。


やめて




「リュウ様にはまだ紹介していませんでしたね」

「紹介…?」




やめて




「リュウ様の監視

「やめてっ!!」





心臓が壊れそうなくらい音がうるさくて、あたしにとって耳障りになる。


お願いリュウ。

あたしを信じて……





「リュウ様の監視役の優衣です…」




あたしがリュウに深々とお辞儀をしながら言うと、しばらくあたりは静まった。

あたし達仲間だよね?
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