探偵学園Q
「リュ…ウ」
ごめん。
あたしはやっぱりあなたが好きだ。
「ユイ…?」
好きなの。
「ばいばい…」
リュウの目を見れなかった。
目を見たらすべて見透かされそうで恐かった。
走って走って…走りぬくことしかできない。
「……ハァ……ハァ」
頬を流れる涙は誰のため?
「優衣…」
「…ケルベロス!」
「裁きはきちんと受けたようですね?……あとはあなたが消えるのみ」
裁き…か。
「使えないって思ったらすぐに切り捨てるんだね」
「…クックッ。まあそれだけの価値ってことですよ」
「価値?笑わせないで。あんた達にあたしの価値なんか決められてたまるか…」
大切な人を傷つけて
そんなのでもう仲間には戻れない。
「さようなら」
あたしは自分で進まないといけないんだ。
Tulululu...
「あ、七海先生」
「あたしQクラス辞めます」
どこか遠くに行きたい
誰もいない世界で
最後の時間を過ごそう……
―――残り8時間
~To Be Continue~
ごめん。
あたしはやっぱりあなたが好きだ。
「ユイ…?」
好きなの。
「ばいばい…」
リュウの目を見れなかった。
目を見たらすべて見透かされそうで恐かった。
走って走って…走りぬくことしかできない。
「……ハァ……ハァ」
頬を流れる涙は誰のため?
「優衣…」
「…ケルベロス!」
「裁きはきちんと受けたようですね?……あとはあなたが消えるのみ」
裁き…か。
「使えないって思ったらすぐに切り捨てるんだね」
「…クックッ。まあそれだけの価値ってことですよ」
「価値?笑わせないで。あんた達にあたしの価値なんか決められてたまるか…」
大切な人を傷つけて
そんなのでもう仲間には戻れない。
「さようなら」
あたしは自分で進まないといけないんだ。
Tulululu...
「あ、七海先生」
「あたしQクラス辞めます」
どこか遠くに行きたい
誰もいない世界で
最後の時間を過ごそう……
―――残り8時間
~To Be Continue~