探偵学園Q
「ねえ…あたし今日ケルベロスさんが言ってた闇に染まった瞳っていうの見たんです。あの依頼人の先生の瞳……あれですよね」
いつものあたしの部屋。
「クスクス…あんなの闇に染まった瞳じゃない」
「え…?」
「ただ自分の欲望にうもれた汚わらしい瞳です」
ケルベロスはそう言うと、催眠用のペンダントをあたしのまえでゆらしはじめた。
「あなたほど黒が似合う人はいない」
少しずつ薄れていく意識の中でわずかにケルベロスの声が耳を通り抜けていく。
「その忌々しい金色の髪を早く黒くすれば……」
だめだよ。
これはあたしなりの猫の印だから。
「この籠の中でずっと幸せに生きていけますよ…?」
自由っていう名の…。
~To Be Continue~
いつものあたしの部屋。
「クスクス…あんなの闇に染まった瞳じゃない」
「え…?」
「ただ自分の欲望にうもれた汚わらしい瞳です」
ケルベロスはそう言うと、催眠用のペンダントをあたしのまえでゆらしはじめた。
「あなたほど黒が似合う人はいない」
少しずつ薄れていく意識の中でわずかにケルベロスの声が耳を通り抜けていく。
「その忌々しい金色の髪を早く黒くすれば……」
だめだよ。
これはあたしなりの猫の印だから。
「この籠の中でずっと幸せに生きていけますよ…?」
自由っていう名の…。
~To Be Continue~