探偵学園Q
「え?」

「え?じゃないわよ!リュウがぼーっとしている間に亀田殺しのトリックも解けたわよ」

「あ、…ああ」




メグに大きな声を出されて我に返ると、キュウとキンタがにやにや笑いながら僕の両肩を叩いた。




「…なに;」

「とぼけたって無駄w
 さっきからぼーっとしてる原因は…ユイでしょ♪」




(ギクッ∑)

「…別に」



バシッ!


「なにかっこつけてんのよ!ユイ探してきなさいよ。……あたし達だって心配なんだから」




僕の頭を叩いたメグはどこか気まずそうに笑って、僕の背中を押した。




「俺等よりお前が1番あいつと仲いいみてーだしよー。探してこい!」

「夜まで時間あるから、こっちは任しといてよ」



「……わかった」




キュウ達の笑顔を背中に部屋を出た。



―――――――



「やっぱ青春よね~あの2人♪」

「おwやっぱデキてんだ?リュウとユイって」

「…ふふふ♪あたしの勘では★」

「っていうかさ。ユイってほんとにどこ行ったの?」


「「……さあ?」」





――――――――
――――――



「……はあ…はあ…」
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