恋、涙 …
悠哉の言葉を聞き、私はため息をついた。
「バカバカしいよ…てか悠哉、もうそのことは認めてくれたんじゃないの?」
病院で先生に言ったよね?
私のこと任せたって─
「気が変わったの!!」
なにそれ…
私はまたため息。
「とにかく!正月明けの部活は、絶対杉田に来るように言っといて。」
「もう……」
これはダメだな…
悠哉、真剣な目してる。
もう止められないよ…
「大丈夫。杉田の怪我が悪化しないような勝負にするから。そうだな…シュート対決なら文句ないだろ?」
う〜ん…
本当に大丈夫かな?
先生には、わざと部活に来ないように言った方がいいような気がしてきた…
「悠哉…そんなことより、冬休みの宿題は終わったの?」
「……ま、まぁ…それはどうでもいいじゃん。」
終わってないな─
先生との勝負より、そっちの方が重要でしょうが…