恋、涙 …
エピローグ
four years later...
あれから色々あった─
私は高校を卒業した。
かーくんは2年間の離島勤務を終え、今は違う学校で社会の先生をしている。
かーくんは戻って来てすぐに、もう一度私にプロポーズをしてくれた。
もちろん私の返事はOK。
そして今…
私は幸せの絶頂にいる。
「かーくん、早く!!」
「ごめんっ!2人共、もうちょっとだけ待って!」
「もう……茉央【マオ】、パパいつまでかかるのかな?」
「ぱ〜ぱぁ!!」
私が腕に抱いているのは、とても大切な、私たちの宝物。
「だから早く起きてって言ったのに…かーくん!!」
もう一度かーくんを呼ぶと、返事の代わりにものすごい音が家中に響いた。
「希〜!ヤバイ、助けて!!」
はぁ…
「今行く〜!茉央、パパしょうがないね。ったく…」
「た〜く〜!」
―END―
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あとがき♪