hands【短編小説】
あたしはあなたと手を繋ぐことで幸せを感じられたんだよ?


大好きだから手を繋いで毎日一緒にいれれば幸せ。



「ねぇ、手、繋ぎたい」

あたしがそう言えば、

『しょうがないなぁ〜』


そう言ってあたしの手を繋いでくれた。

ギュッときつく。



それでも離れそうな時は、何度も何度も繋ぎ直してた。


大好きだからずっと一緒にいたいからあなたの笑顔を見るたびにあたしも笑顔になれる。



そしてまた、一緒に手を繋いでふたりで歩き出して行った。


ギュッときつく繋いだ手を絶対に離さないように、そして、あたしから離れないように…
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