マンガor男子
そうやって俺が突っ込みに精を出していると、


―ガララララッ!!―

「はぁ、はぁ、はぁ、すみません、遅れてもて。」

ん?

知らない顔、ちなみに男子。

うちの中学のやつしか来ないんじゃねぇのか?

「おぅ、来たか。

えぇから早よ席座れ。」

「失礼します。

あの、何処に座れば?」

「あぁ、お前、適当に若宮の隣にでも座れ。」

「えぇ〜、何であたしの横!?」

「あれッ??

それって、〇〇〇の最新刊!?」

「う、うん。

そうやけど…」

「俺、そのマンガ好きッ♪」

「まじでぇ?!

嬉しッ♪

アニヲタ仲間参上だぁ*

あたしの名前は沙羅。

キミの名前は?」

「俺は、瑞穂。

桜木瑞穂。」











こうして瑞穂は、俺らの塾に登場した。
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